模型づくりから学んだ
“リアルな設計”|建築学生2名が設計事業部でインターン参加
今年の夏も、当社設計事業部にて、建築を学ぶ学生インターン2名を受け入れました!
参加してくれたのは、建築系の専門学校に通う女性の学生さんたち。数日間という限られた期間でしたが、模型制作を中心に、より実務に近い設計体験に取り組んでもらいました。

今回はただ模型を作るだけでなく、材料の購入からお願いするという少しチャレンジングな構成に。初めは戸惑いもあったようですが、自分で材料を調べ、必要なものを判断し、実際に購入するという一連の流れを経験することで、「設計の仕事が“形になる”までのリアルな過程」を体感してくれたようです。
製作中は、スロープの表現や、敷地形状の工夫といった細かい部分で悩む場面も見られましたが、それもまた貴重な経験のひとつ。最終日には、二人とも自信に満ちた表情で完成した模型を手にしてくれました。

インターン終了後には、「スロープがある分、作るのが難しかったけど、すごく勉強になった」「敷地の形が珍しかったので工夫が必要で、それが逆に面白かった」などの感想が聞けました。何より、「楽しかったです!」と笑顔で答えてくれたのが印象的でした。
また、会社の雰囲気について尋ねてみると、「みなさん優しかったです」「話しやすくて雰囲気も良かったです」といった声がありました。社員も気づいたときに自然と声をかけたり、作業の様子を見に行ったりと、決して特別な対応ではなく、日頃の延長線上のような形で関わっていたのが伝わったのかもしれません。
最後は完成した模型と一緒に記念撮影をし、短いながらも濃い数日間を締めくくりました。緊張しながら初日を迎えていた二人が、最終日にはすっかり場に溶け込み、笑顔で過ごしていた姿は、こちらにとっても嬉しい光景でした。

今回のインターンは、学生にとっての学びはもちろんのこと、私たちにとっても「教えることで気づく」良いきっかけとなりました。模型作りを通して、互いに刺激を受けながら過ごしたこの時間が、今後の彼女たちの成長の糧になってくれたら、こんなにうれしいことはありません!
また、こうしたインターン受け入れの機会を通じて、学生が建築の仕事に対して前向きな興味を持ち続けてくれるよう、私たちもできることを続けていきたいと思います。

ありがとうございました!